令和5年6月の有効求人倍率は1.30倍で前月比0.01ポイント減少。新規求人倍率は2.32倍で前月比0.04ポイント減。産業別では宿泊業と飲食サービス業が1.3％増加、製造業が11.0％減少。都道府県別では福井県が最高の1.93倍、神奈川県が最低の1.11倍。
・令和5年6月の有効求人倍率は1.30倍で、前月比で0.01ポイント低下しました。
・令和5年6月の新規求人倍率は2.32倍で、前月比で0.04ポイント低下しました。
厚生労働省は毎月、公共職業安定所（ハローワーク）における求人、求職、就職の状況をまとめ、求人倍率などの指標を作成し、一般職業紹介状況を公表しています。
令和5年6月の状況を見ると、有効求人倍率（季節調整値）は1.30倍で、前月より0.01ポイント減少しました。新規求人倍率（季節調整値）は2.32倍で、前月より0.04ポイント減少しました。正社員有効求人倍率（季節調整値）は1.03倍で、前月と同水準です。6月の有効求人（季節調整値）は前月比0.0％減少し、有効求職者（同）は0.6％増加しました。6月の新規求人（原数値）は前年同月比で2.1％減少しました。
産業別に見ると、宿泊業と飲食サービス業が1.3％増加し、医療と福祉が0.9％増加、学術研究と専門・技術サービス業が0.8％増加しました。一方、製造業が11.0％減少し、建設業が7.2％減少、教育と学習支援業が2.6％減少となりました。
都道府県別の有効求人倍率（季節調整値）を見ると、就業地別では福井県が最高の1.93倍、神奈川県が最低の1.11倍となりました。受理地別では、福井県が最高の1.80倍、神奈川県が最低の0.91倍となりました。
