コラム

千葉県に住む外国人労働者の特徴

この記事では、千葉県に住む外国人労働者の特徴とその動向に焦点を当てて詳しく紹介していきます。外国人が埼玉を選ぶ理由やその背景にある要因、さらには千葉県における外国人労働者の国籍や産業別の分布などについて解説しています。

直近の千葉県の外国人労働者の傾向

千葉県における最新の外国人労働者動向は、外国人雇用状況の届出制度に基づく令和5年10月末時点の統計に寄ると、千葉県内で外国人を雇用する事業所は13,645か所で、外国人労働者数は78,854人にも上ります。

昨年比較で、事業所数は840か所、外国人労働者数は 9,748人増加し、それぞれ6.6%、14.1%の増加率を記録しています。

【国籍別】千葉県の外国人労働者の特徴

埼玉県の外国人労働者の国籍別統計に寄ると、最も多いのはベトナム人の21,702人で、全体の27.5%を占めています。次いで、中国が14,189人、フィリピンが11,586人と続き、全体に占める割合としては、それぞれ18.0%と14.7%になっています。対前年比の増加率が高い国としては、インドネシアが72.6%増の1,829人、ミャンマーが51.2%増の655人、そしてネパールが28.2%増の1,478人になっています。これらアジア諸国が全体の約8割を占めており、千葉県における外国人労働者の大半はアジア諸国から来ていることが分かります。

【在留資格別】千葉県の外国人労働者の特徴

埼玉県の外国人労働者の在留資格別統計に寄ると、最も多いのは「身分に基づく在留資格」の24,108人で、外国人労働者全体の30.6%を占めています。次に、「専門的・技術的分野の在留資格」が21,843人の全体比27.7%、「技能実習」が16,215人の全体比20.6%と続きます。なお、「専門的・技術的分野の在留資格」の中で、「特定技能」の外国人労働者数は8,136人で、前年比で3,181人となっており、前年より64.2%増加しています。「特定技能」の労働者の著しい増加は、日本の労働市場における特定分野の人手不足が顕著になっていることを示唆しています。

【国籍別・在留資格別】千葉県の外国人労働者の特徴

埼玉県の外国人労働者に多い国籍別で、主な在留資格をまとめると以下のようになっています。

上位5位の国籍の主な在留資格
1.ベトナム:技能実習(34.8%)専門的、技術的分野の在留資格(34.5%)
2.中国(香港・マカオを含む):身分に基づく在留資格(38.4%)
3.フィリピン:身分に基づく在留資格(76.6%)
4.ネパール:資格外活動(59.2%)
5.インドネシア:技能実習(59.6%)

外国人労働者数で最も多いのはベトナムで、「専門的・技術的分野の在留資格」と「技能実習」がそれぞれ約35%を占め、ほぼ同率となりました。

次に、中国(香港・マカオを含む)やフィリピンが続きますが、これらの国々では「身分に基づく在留資格」が上位に来ており、特にフィリピンでは全体の70%以上を占めています。ネパールは「資格外活動」、インドネシアは「技能実習」がそれぞれ全体の過半数を占めており、国籍により在留資格の特徴があることが分かります。

【産業別】千葉県の外国人労働者の特徴

千葉県の外国人雇用事業所数を産業別に見ると、「卸売業、小売業」の2,739か所が最も多く、全体の20.1%を占めています。次に、「建設業」が2,471か所で18.1%、「宿泊業、飲食サービス業」が1,808 か所で13.3%と続いています。

また、外国人労働者の数で見ると、産業別で最も多いのは「製造業」の18,941人であり、割合としては全体の24.0%に上っています。次いで、「卸売業、小売業」の11,912人、「サービス業(他に分類されないもの)」の11,481人と続いており、全体に占める割合としては15.1%と14.6%となっています。

これらの結果から、千葉県では外国人労働者が幅広い産業で活躍していることが分かります。特に「製造業」は最も多くの外国人労働者を雇用しており、産業全体での依存度が高いことが読み取れます。

また、事業所数で1位の「卸売業、小売業」は、外国人労働者数でも2位にランクインしており、千葉県内で外国人材が特に活躍している産業の一つであることが明らかです。このことは、卸売業や小売業が外国人労働者にとって重要な雇用先であり、地域経済においても大きな役割を果たしていることを示しています。

【地域別】千葉県の外国人労働者の特徴

千葉県の外国人労働者の特徴を地域別に見ると、事業所数が最も多いのは 「松戸公共職業安定所 (野田出張所含む)」の2,680か所となっており、全体の19.6%を占めています。これは松戸市とその周辺地域が外国人労働者の受け入れ先として重要な役割を果たしていることを示しています。

また、外国人労働者数では、「船橋公共職業安定所」が最も多く、18,675人で全体の23.7%を占めています。船橋市が特に多くの外国人労働者を受け入れている一方で、事業所数が他の地域に比べて少ない可能性があることを示唆しています。

続いて「千葉公共職業安定所」の13,985人、「松戸公共職業安定所 (野田出張所含む)」の12,738人と続いており、それぞれ全体の17.7%と16.2%を占める結果となりました。

【事業所規模別】千葉県の外国人労働者の特徴

千葉県内の外国人雇用事業所の数を規模別に見ると、「30人未満」の事業所が9,124か所と最も多く、全体の半数以上を優に超える66.9%を占めています。次いで、「30〜99人」規模が1,833か所の13.4%、「100〜499人」規模が1,069か所の7.8%となっており、全体を通して小規模な事業所の割合が高いことが分かります。事業所数・労働者数の両面で「30人未満」の規模が圧倒的に多いことは、中小企業や小規模事業所が外国人労働者にとって主要な雇用先となっていることを示しています。

また、外国人労働者の数を事業所規模別に見ても、「30人未満」が31,911人と最も多く、全体の40.5%になっています。次いで「100〜499人」規模の18,210人、「30〜99人」規模の12,717人と続いており、全体の23.1%と16.1%を占めています。

これらの結果から、外国人雇用事業所の数と同様に中小企業や小規模事業所が外国人労働者にとって主要な雇用先となっていることがわかります。千葉県では中小企業が外国人労働者の受け入れに大きな役割を果たしていることが明らかです。

参考:外国人雇用状況の届出状況(令和5年 10 月末時点)を公表します

まとめ

増加する外国人労働者と事業所数

国籍や在留資格別の分析では、各国の労働者によって特徴やニーズが異なることが明らかになりました。例えば、技能実習生制度を活用したベトナム人労働者が多い一方で、留学生や高度専門職など、多様な在留資格を持つ外国人労働者も増加しています。千葉県は、こうした多様なニーズに対応した受け入れ体制を整備していくことが重要となります。

更なる発展に向けた課題と展望

千葉県は、外国人労働者にとって様々な労働のチャンスがあり、暮らしやすい人気の県であることが分かりました。今後も外国人労働者の円滑な受け入れと活躍を促進することで、千葉県の更なる発展が期待されます。

YOLO総研 編集部 ラン

この記事を書いた人

YOLO総研 編集部 ラン

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