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11分野に拡大後、初の外国人「特定技能2号」資格試験がスタート

在留資格「特定技能2号」の資格試験が2023年11月20日から開始されました。今回、初めて実施された試験は、「産業機械や情報関連の製造業」分野です。

大阪市内の試験会場では、47人の外国人が、日本語の筆記試験に臨み、機械の操作方法や労働災害の防止について試験が行われました。

「特定技能2号」の在留資格は、無期限の滞在を可能にし、家族との同伴も認めています。この在留資格を受け入れる業種は、労働力不足の分野に限られており、これまでは「建設」と「造船関連」に限定されていましたが、2023年6月には「農業」などが追加され、総合的に11分野に拡大されました。

「産業機械や情報関連の製造業」分野での「特定技能2号」の取得には、今回の試験に合格するだけでなく、3年以上の実務経験などが必要です。

滋賀県草津市で働く35歳のフィリピン人男性は、「技能実習の期間も含めて7年間日本にいます。試験は少し難しかったですが、できた気がします。今の会社の人は優しいので資格を得られたら家族を呼んで、ずっと日本で働きたい」と述べました。

今後、「特定技能2号」の試験は他の分野でも順次実施される予定です。

(参考)外国人の「特定技能2号」拡大 新たな追加分野で資格試験始まる | NHK | 外国人材

「特定技能1号」と「特定技能2号」の違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

特定技能と技能実習制度の違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

特定技能について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

YOLO総研 編集部 ピロ

日本の少子高齢化による人手不足は、年々その影響を強めているため、今後も特定技能2号の範囲が拡大していくでしょう。

加地 志帆 /外国人実習雇用士

この記事を書いた人

加地 志帆 /外国人実習雇用士

2019年にYOLO JAPANに入社し、外国人ユーザーの満足度向上を目指し、特にSNSを通じたプロモーション活動を担当。その経験を通じ現在は、企業が外国人採用をスムーズに進められるようヨロワークのウェブサイトにて情報発信。具体的には、外国人採用プロセスの支援、異文化理解を促進するコンテンツの提供。 2023年11月には外国人実習雇用士の資格を取得。企業と外国人が共存できる社会を目指すため外国人採用の知識を深めている。

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