【前半】今や世界展開で躍進する一風堂の初の海外進出を手がけた小川 剛氏が語る!日本のラーメン屋がこれからの時代を生き残る為に大事な考え方

飲食業

新横浜ラーメン博物館の設立への参画や 一風堂初の海外店舗となるIPPUDO NY Inc.の設立、JR東日本のエキナカ向けラーメン業態をトータルプロデュースするなど、国内のみならず日本飲食店の海外進出にも尽力する小川氏。
今回はこのような経験と知識をベースに国内の飲食店及びラーメン店が人材不足やインバウンド対策を乗り越えるために大事なことを質問しました。

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【A-flame代表】小川剛

Q. 人材不足の解消に必要だと思うことはございますか?

A. 給与・時給等経済条件を整えることはもちろんですが、採用が難しいこういう時こそ、「こういう人と一緒に働きたい」「こんな理想を実現したい」「あなたのこんな未来に期待したい」「こういうスキルが身に付く」といった理念的なことを明確にすることが必要だと思います。

Q. 日本と世界を見てきた知見から見えるインバウンド対応で大事なことはございますか。

A. 特に飲食業界・ラーメン業界を見ると、これまでの顧客だけを対象にしていると適正な価格設定がしにくい状況にあります。ですのでこちらから海外に出ていって適正価格がつけられるマーケットを掴むことも必要ですし、インバウンドにしっかりとターゲットを当てて訴求していく必要があるかと思います。気持ちよく代金を払っていただけるお客様を大切にする発想を大事にしています。

Q. 小川様が海外進出の際に何を大事にしていましたか

A. 「これが日本だ!」と押し付けすぎず、相手に寄り添うことです。

Q. 今後さらにラーメン業界が盛り上がるために必要だと思うものはございますか?

A. さらにラーメン業界が盛り上がるうえで一番の課題は人材の確保と適正価格設定です。この課題を解決するためにはお客様にも働く人向けにもよりショップコンセプトを明快にすることが大切です。なぜなら特に飲食業界では機能で競合と差別化することができなくなっているからです。つまり、「コト」や「意味」を意識し、そこに対していかにお金を払ってもらえるかを考える必要があります。

また、特にインバウンド観光客向けには首都圏ではなくて地方での挑戦が必要になると思っています。例えば地方の観光資源の一角に「日本のラーメンのご当地性」みたいなものを文化として訴求することで外国人の方々の方が反応してくれるはずだと考えています。

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マーケティング部 中野

この記事はマーケティング部の中野が作成しました。

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