コラム

【韓国の大学ランキング2023】人気大学と就職事情を解説

韓国には、多くの優れた大学があり、その中には世界的に評価されている大学もあります。この記事では、韓国の大学ランキング、教育制度、就職事情に関する情報を紹介しています。

今回は、韓国の大学ランキングと就職の可能性について詳しく見ていきましょう。

目次

韓国の基本情報

韓国の大学ランキングや就職事情の前に、まずは、韓国という国の基本情報を紹介します。

首都と都市

韓国は、東アジアに位置し、韓半島の南部に広がる国です。

首都はソウルで、韓国の政治、経済、文化の中心地であり、最大の都市でもあります。他にも釜山、仁川、大邱、光州など、主要都市が存在します。

・首都:ソウル
・主要都市:釜山、仁川、大邱、光州

韓国の面積は約100,210平方キロメートルで、地形は山地が多いという特徴を持っています。黄海と日本海に囲まれ、台地や山脈が広がっており、代表的な山脈には太白山や秀岳山などがあります。

人口

2023年時点での韓国の人口は約5,156万人で、国内には人口密度が高い地域が多いです。

言語

韓国語(ハングル)が公用語として使用されています。

政治・経済

政治は大統領制民主主義国家として運営されています。大統領は2023年現在、尹錫悦(ユン・ソンニョル)(2022年5月10日就任、任期:5年)が務めています。

韓国は経済力のある国で、多国籍企業が多く存在し、自動車製造、電子機器、造船、情報技術、航空宇宙、化学工業などが主要な産業です。また、韓流文化(Korean Wave)も国際的に影響力を持ち、K-ポップ、K-ドラマ、K-ファッションなどが世界的に愛されています。

文化・歴史

韓国の伝統文化には仏教、儒教、キリスト教などが影響を与え、韓服(ハンボク)、舞踏(ムド)などが代表的な要素です。また、韓国料理も世界的に評価されており、ビビンバ、キムチ、プルコギなどが有名です。

歴史的には古代からの歴史を持ち、高句麗、新羅、百済などの古代王国が栄えました。しかし、第二次世界大戦後に北朝鮮との分断が発生し、現在も緊張関係が続いています。

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韓国の教育制度の特徴

次に、韓国の教育制度の特徴について見ていきましょう。

韓国の学校体系と入学年度

韓国の学校体系は、3月に入学し、翌年の2月に卒業する学年暦に基づいています。義務教育は6歳から15歳の間に9年間受けます。就学前教育は3歳から5歳までの幼児を対象とし、幼稚園や保育学校で提供されます。義務教育は6歳から15歳までの9年間で、小学校は6年制です。中等教育は前期と後期に分かれており、中学校と高校で提供されます。高等教育は4年制大学と2〜3年制の専門大学で行われます。

韓国の学位と資格

韓国の学校を卒業すると、学位と資格が授与されます。大学などの高等教育機関からは学士、修士、博士の学位が授与され、学術学位と専門学位に区分されます。専門大学では専門学士の学位も取得可能です。

韓国の大学進学率

韓国の教育部の調査によると、2021年の高等教育(大学)への進学率は71.5%で、前年比1.1%増、2012年以来過去10年間で最高の進学率で、毎年上昇傾向にあります。

また、文部科学省が公開している「諸外国の教育統計」によると、韓国の大学進学率は2019年度は、70.8%です。韓国の進学率は、日本の2019年度の進学率51.6%よりも高いことがわかります。
(参考)「諸外国の教育統計」令和3(2021)年版:文部科学省

韓国の教育行政

韓国の教育行政は教育省が担当し、教育政策を統括しています。文化やスポーツに関する政策も一部、教育省が担当し、未来創造科学省は科学技術政策を管轄しています。地方には教育庁と教育支援庁が存在し、地方の教育に関連する事務を取り扱っています。

韓国と日本の教育制度の共通点

韓国の教育制度の特徴の次に、韓国と日本の教育制度の共通点についてみていきましょう。

義務教育制度

韓国と日本では、義務教育が導入されており、基本的な教育が提供されています。義務教育は6歳から15歳までの間に受ける必要があります。

学年制度

韓国と日本では学年制度を採用しており、生徒は学年ごとに進級し、卒業していきます。

高等教育機関

韓国と日本では大学や専門学校、短期大学などの高等教育機関があり、大学進学が一般的です。

学位制度

韓国と日本では学士、修士、博士などの学位制度が存在し、高等教育機関から学位が授与されます。

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韓国と日本の教育制度の違い

続いて、韓国と日本の教育制度の違いについてみていきましょう。

入学時期の違い

韓国の学年は3月に始まり、翌年の2月に終了しますが、日本の学年は4月から3月までの間に始まり、翌年3月に終了します。このため、入学時期が異なります。

カリキュラムの違い

両国の教育カリキュラムは一部共通していますが、一部の科目や教育内容には違いがあります。韓国では、英語教育が重視され、英語力の向上が強調されています。一方、日本では国語や算数などの教科が中心とされています。

入試制度の違い

韓国の高校入試制度は非常に競争が激しく、大学入試においても入学試験が重要視されます。一方、日本では大学入試において、一般的には大学入学共通テストや大学独自の入試試験が行われます。

教育予算

一人当たりの教育予算は韓国が日本よりも教育予算が多いです。

OECDの「Education at a Glance 2021」によると、日本の2019年度の公的教育予算は、小学校から大学までの教育に対して、1人当たり約10,365ドルでした。

一方、韓国の2019年度の公的教育予算は、小学校から大学までの教育に対して、1人当たり約14,536ドルでした。

韓国の大学ランキング(TOP20)

ここからは、いくつかのランキングサイトの情報をもとに作成したYOLO WORK独自の「韓国の大学ランキング」を紹介します。

なお、ランキングの順位は他のランキングサイトと異なることにご注意ください。

1位:ソウル大学校 (Seoul National University)
2位:成均館大学校 (Sungkyunkwan University)
3位:韓国科学技術院 (Korea Advanced Institute of Science & Technology)
4位:浦項工科大学校 (Pohang University of Science and Technology)
5位:高麗大学校 (Korea University)
6位:延世大学 (Yonsei University)
7位:漢陽大学校 (Hanyang University)
8位:世宗大学校 (Sejong University)
9位:中央大学校 (Chung-Ang University)
10位:梨花女子大学校 (Ewha Womans University)
11位:西江大学校 (Sogang University)
12位:建国大学校 (Konkuk University)
13位:蔚山科学技術大学校 (Ulsan National Institute of Science and Technology)
14位:亜洲大学 (Ajou University)
15位:仁荷大学校 (Inha University)
16位:釜山国立大学 (Pusan National University)
17位:ソウル市立大学校 (University of Seoul)
18位:仁川大学校 (Incheon National University)
19位:江原大学校 (Kangwon National University)
20位:ソウル科学技術大学校 (Seoul National University of Science and Technology)

ここからは、それぞれの大学の特徴を簡単に紹介します。

1位:ソウル大学校 (Seoul National University)

ソウル大学校は韓国を代表する国立大学で、学術研究のリーダーとして高い評価を受けています。国内外から幅広い学科とプログラムを提供し、国際的な学生と教員を魅了しています。また、韓国内外で高いランキングを維持し、研究と学術の分野で卓越した成果を上げています。

2位:成均館大学校 (Sungkyunkwan University)

成均館大学校は韓国で最も歴史的な大学の一つで、伝統と現代性が調和したキャンパスを持っています。国際的なカリキュラムと交流プログラムを提供し、国際的な学生を受け入れています。また、総合的な教育と優れた研究施設を提供し、アジア地域で高い評価を受けています。

3位:韓国科学技術院 (Korea Advanced Institute of Science & Technology)

韓国科学技術院は、科学技術に特化した大学で、優れた工学と自然科学プログラムを提供しています。イノベーションと起業家精神を奨励し、多くのスタートアップ企業を育てています。国際的な研究と共同プロジェクトが盛んで、世界的なアカデミアとの連携も強化されています。

4位:浦項工科大学校 (Pohang University of Science and Technology)

浦項工科大学校は韓国を代表する工科大学で、科学技術と工学に焦点を当てています。国際的な研究機関との連携が強化され、科学研究の最前線で活動しています。学生と教員の創造性を重視し、イノベーションを奨励しています。

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5位:高麗大学校 (Korea University)

高麗大学校は高いアカデミックスタンダードを維持し、幅広い学科で優れた教育プログラムを提供しています。国際的な学生と教員が多く在籍し、国際的なカリキュラムとプログラムが充実しています。キャンパスは美しく、学問と文化が融合した環境を提供しています。

6位:延世大学 (Yonsei University)

延世大学は韓国で最も古い大学の一つで、伝統的な価値観と国際的な展望を組み合わせています。国際的な学生と教員が活発に交流し、多様な教育プログラムを提供しています。医学部、経営学部、国際関係学部など、多くの優れた学術プログラムを持っています。

7位:漢陽大学校 (Hanyang University)

漢陽大学校は技術とイノベーションに焦点を当てた大学で、エンジニアリング分野で高い評価を受けています。産業界との連携が強化され、実務的なスキルを重視した教育が行われています。キャンパスは現代的で、学生の起業家精神を奨励しています。

8位:世宗大学校 (Sejong University)

世宗大学校のキャンパスは都心に位置し、アクセスが便利な大学で、国際的な学生が多く在籍しています。ビジネス、コミュニケーション、デザインなど、多様な学科を提供しています。学生のキャリア発展を支援し、実践的なスキルを養うプログラムが充実しています。

9位:中央大学校 (Chung-Ang University)

中央大学校は韓国で最も長い歴史を持つ大学の一つで、アートと文化、コミュニケーション分野に強みを持っています。国際的な学生と文化交流が盛んで、芸術とメディアの分野で優れたプログラムを提供しています。ソウル市内のキャンパスは文化的な活動の中心地として知られています。

10位:梨花女子大学校 (Ewha Womans University)

梨花女子大学校は韓国で最も歴史的な女子大学で、女性教育とリーダーシップ育成に焦点を当てています。国際的な学生と教員が多く在籍し、多様な学問領域で卓越した教育を提供しています。女性の社会進出と女性リーダーシップの推進に力を入れています。

11位:西江大学校 (Sogang University)

西江大学校は、キリスト教に基づく韓国の私立大学で、伝統的な韓国教育とキリスト教の価値観を融合させています。特に教育学と社会科学分野で高い評価を受け、国際的な学生と教員が多く在籍しています。この大学はイノベーションと実践的な教育に焦点を当て、社会的な影響力を持つ卒業生を多く輩出しています。

12位:建国大学校 (Konkuk University)

建国大学校は多様な学問分野をカバーし、工学、経営学、芸術などのプログラムが充実しています。学生は韓国内での就職率が高く、産業界との連携が強化されています。また、グローバルな視野を持つ学生を育成し、国際交流プログラムも提供しています。

13位:蔚山科学技術大学校 (Ulsan National Institute of Science and Technology)

蔚山科学技術大学校(UNIST)は科学技術に特化した国立大学で、科学研究と技術革新を推進しています。多国籍の学生と教員が在籍し、英語での授業と国際的な研究環境が整っています。イノベーションと産業界との協力を強調し、多くの研究プロジェクトが進行中です。 

14位:亜洲大学 (Ajou University)

亜洲大学はグローバルな視野と国際交流に力を入れており、多国籍な学生が在籍しています。エンジニアリング、ビジネス、健康科学など多くの学術分野に強みを持っており、産業界との連携が盛んです。さらに、実務的な経験を積む機会が豊富で、学生の国際的な視野を広げています。

15位:仁荷大学校 (Inha University)

仁荷大学校は海洋学、工学、ビジネスなど、多くの分野で高い教育水準を提供しています。韓国の経済特区に位置し、産業界との連携が強化されています。国際学生との交流を奨励し、留学プログラムと国際研究が盛んです。

16位:釜山国立大学 (Pusan National University)

釜山国立大学は多様な学問分野を提供し、特に自然科学と技術に力を入れています。キャンパスは美しく、学生寮やスポーツ施設が充実しています。また、地域社会との協力プロジェクトが進行中で、社会貢献活動にも力を入れています。

17位:ソウル市立大学校 (University of Seoul)

ソウル市立大学校はソウル市内に位置し、都心部からアクセスが便利な市立大学です。多くの学科とプログラムを提供し、都市環境を活かした実践的な教育が行われています。ソウル市の行政と連携し、都市開発や社会課題に取り組んでいます。

18位:仁川大学校 (Incheon National University)

仁川大学校は仁川市に位置し、韓国の経済特区に密接に関与しています。工学、情報技術、ビジネスなど多くの分野で高い評価を受けており、イノベーションと産業界との協力が強化されています。実践的なスキルを養うプログラムも充実しています。

19位:江原大学校 (Kangwon National University)

江原大学校は自然環境に囲まれた美しいキャンパスを持つ大学で、農学、環境科学などの分野に力を入れています。スポーツと観光関連のプログラムが充実し、観光学とスポーツサイエンスに強みを持っています。地域社会と連携し、環境保護と持続可能な開発に取り組んでいます。

20位:ソウル科学技術大学校 (Seoul National University of Science and Technology)

ソウル科学技術大学校は科学技術に特化し、工学、情報技術、デザインなどの分野に力を入れています。イノベーションと実務的なスキルを重視し、産業界との連携が盛んです。ソウル市内に位置し、学生のキャリア発展と起業家精神を奨励しています。 

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韓国の就職事情

韓国の就職事情は、競争が激しいと言われており、いくつかの特徴があります。最後は、韓国の就職事情を紹介します。

学歴第一主義

韓国社会では学歴が非常に重要視され、優れた大学や専門学校出身者が有利に就職できる傾向があります。

一流大学を卒業した学生は、一般的により優れた職位と高い給与を期待できるため、多くの学生が高い学歴を追求し、大学受験競争が激しいのが特徴です。

就職試験と面接

韓国の大手企業や官公庁は、新卒者を採用する際、厳格な試験と面接プロセスを実施します。これにより、採用希望者は選ばれ、合格することができます。

試験内容は一般的には筆記試験と面接試験から成り立ちます。各企業が独自の試験を行いますが、一般的には一般教養、専門知識、面接対策などを対象とした試験です。

就職戦争

韓国の就職市場は非常に競争が激しく、多くの学生が有望な職に就くために競い合います。大手企業や国内有名企業への就職を希望する学生が多いため、競争は非常に激しいです。

多くの学生は、大学生活の時から就職活動に取り組み、模擬試験や面接対策などに力を入れます。

大手企業への志望

韓国の学生の多くは、大手企業や国内で名の知れた企業での就職を目指します。これらの企業は安定した給与、福利厚生、社会的な地位が高いため、多くの学生が競争入試を受けます。

このため、大手企業への採用は非常に難しいことがあります。

長時間労働

韓国の労働市場は長時間労働が一般的で、多くの企業で過重労働が問題とされています。一部の企業では、過度な残業が当たり前となっており、ワークライフバランスの向上が求められています。

ただし、最近ではワークライフバランスを重視する企業も増えており、労働法改革が進行しています。

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